
最初はジョジョの奇妙な冒険は第5部までしか読んでいないので、
第6部は書かないつもりだったが、最近たまたま通して読む機会があり、
一応ラストまで読んだので解説してみたい。
しかし1回通して読んだだけではまだまだ理解できない部分が結構あり、
もし解釈違いがあったりしたらご容赦ください。複雑過ぎて

ちなみに個人的に好きな部順は
第2部 > 第4部 = 第3部 > 第1部 >> 第5部 >>>第6部
とこんな感じ。3部と4部は両方好きだが壮大さが真逆でどっちとも言い難い。
あえて言うなら、身近なスタンドが個人的におもしろいので4部を推したい。
5部と6部はとにかくわかりにくい。
ジョジョの奇妙な冒険
第6部「ストーンオーシャン」


ドライブ中に人を轢き殺した罪を着せられ、おまけに悪徳弁護士のせいで
裁判で懲役15年の判決を受け、刑務所に収監されることになった。
留置場に入れられている時、母からの差し入れがあり
その中に父・承太郎から渡すようにと言われたらしいペンダントが入っていた。
父を嫌っていた徐倫はそのペンダントを投げ捨てようとすると、
中に入っていた

留置場の隣の檻には

判決後、移送車にも一緒に乗ることになるが、収監される場所は別々で、
エルメェスは「水族館」と呼ばれる場所に移送された。
徐倫が先に降ろされた後、指から糸のようなものが出て移送車の中へ。
するとエルメェスが看守に痛めつけられている様子が聞こえてきた。
徐倫が収監された刑務所で同室のグェスとささいなことでケンカとなるが、
グェスはスタンド使いだった。グーグー・ドールズという名で
他人を小さくする能力だが、戦いの中で徐倫のスタンド能力が目覚めた。
移送車の時、指から出た糸もスタンド能力だった。
糸のスタンド(LS名)だが「糸」から「立体」(スキル名)にすると人型になる。
徐倫は『石の海』から自由(LS名)になるという意味を込めて

その後徐倫は刑務所で暮らす謎の少年・エンポリオに会う。
エンポリオはなぜか自由に刑務所内を行き来していて、
ちょくちょく徐倫に助言をくれるようになった。
エンポリオは徐倫に「次来る面会人と会ってはいけない」と言う。
しかし母が面会に来たと思った徐倫は無視して会いに行くと、
面会に来たのは父の承太郎だった。反発する徐倫だったが、
承太郎は徐倫のひき逃げなすりつけ~刑務所収監までが全て仕組まれていたことと、
黒幕はかつてDIOの部下だったスタンド使いのジョンガリ・Aだと告げた。
ジョンガリ・Aは盲目のスナイパーで、スタンドのマンハッタン・トランスファーで
2人の位置を見定め、狙撃してきた。なんとか撃退するも
別のスタンド

『記憶』と『スタンド』のDISC(LS名)を抜き取られ奪われた。
ホワイト・スネイクの能力は相手の記憶とスタンドを
2枚1組の

取られた承太郎は生きてるとも死んでるとも言えない状態になった。
承太郎の体はスピードワゴン財団へ。徐倫は懲罰房へ入れられた。
その頃

名は

それを剥がすと複製されたものは元に戻るが、その時破壊する能力。よくわからない…
スタンド使いに襲われ、撃退したエルメェスはエンポリオに会う。
エンポリオの「屋敷幽霊」に引きずり込まれたエルメェスは、
エンポリオがこの刑務所で生まれ、生まれつきこの「屋敷幽霊」を出し、
その中の物(これも幽霊)を扱えるスタンド使いなのを知る。
そして撃退したスタンド使いから偶然奪ったDISCが何なのかを知った。
懲罰房からようやく出された徐倫は、エルメェスとともに農場行きを志願。
DISCのことを知った徐倫とエルメェスは仲間になった。
2人は農場のトラクターの車輪に、たくさんのDISCが集められているのを発見。
DISCを護衛するため紛れ込んでいた

フー・ファイターズは湿地帯のプランクトンにDISCを与え、スタンド化した生物。
自分には知性(スキル名)があると言い張るが、徐倫とエルメェスが倒した。
しかし徐倫が消滅させず助けたので、フー・ファイターズは
殺した女囚の死体を乗っ取り、人間化して徐倫たちの仲間になった。
名前をスタンド名から取って

承太郎の「スタンド」のDISCを取り戻せたので、死は免れたが
本当に大切なのは「記憶」のDISCだとF・Fから聞く。
DISCを集めていたのはホワイト・スネイクだったが、
その本体は刑務所に来ている教誨師の

プッチは承太郎の記憶DISCが奪われるのを恐れ、
DISCを差し込んでスタンド使いにした者を3人にけしかけるも何とか撃破。
承太郎のスタンドDISCをどうにかしてスピードワゴン財団に渡したい徐倫は
エンポリオに1人のスタンド使いを紹介される。
彼の名は


ウェザーは記憶DISCを奪われ記憶喪失となっていて、名前も元々はスタンド名。
能力は天候を自由に操れる(LS名)という超強力なもの。
プッチがスタンド使いにした敵に襲われるが、徐倫とウェザーは協力して撃破。
スピードワゴン財団に承太郎のスタンドDISCを渡すことに成功した。
しかしこの騒ぎが原因で徐倫は捕まり、懲罰房送りにされてしまう。


(あの悪のカリスマのDIOに親友!?という違和感はおいといて)
プッチはDIOから「天国へ行く方法」があることを聞き、それが人生の目的になった。
(あの悪のカリスマのDIOが「天国に行く方法」!?という違和感はおいといて)
その「天国へ行く方法」はDIOがノートに書き留めていたが、
(あの悪のカリスマのDIOが「天国に行く方法」をノートに書く!?という違和感はおいといて)
承太郎がDIOを倒した後、ノートを焼却してしまっていた。
そのため「天国へ行く方法」を知るのは承太郎だけだと考え、
自身に目覚めたホワイト・スネイクの能力で、承太郎から記憶DISCを抜き取った。
「天国へ行く方法」を確認したプッチはDISCでスタンド使いにした配下を
徐倫がいる懲罰房へ差し向けた。しかしF・Fが徐倫を助けるため、
エンポリオの屋敷幽霊にいたもう1人のスタンド使いの

アナスイは

その物体を内部から破壊する能力を持つスタンド使いだが、
とにかく徐倫と結婚したい男で、それを祝福することを条件に
F・Fに協力することになった。
なんとか囚人たちを倒すも、プッチがDIOからもらって持っていた「骨」に
魂が吸収され、謎の緑色の赤ちゃんが誕生。
これが「天国へ行く」ための重要アイテムらしい。(???だがついていくしかない)
プッチのスタンドもC-MOONという物体を裏返す能力を持つスタンドに進化。
えげつない能力だが徐倫が撃破。しかし瀕死のアナスイをF・Fが自らの命を顧みず助け、
元がプランクトンのF・Fは消滅してしまった。その後エルメェスも合流し、
徐倫、エルメェス、アナスイ、復活したウェザーの4人は脱獄することに。
~~この後、プッチが呼び寄せたDIOの3人の息子との戦闘になるが割愛~~
息子の中の1人がプッチに反発し、ウェザーの記憶DISCを奪った。
それを手に入れ、記憶が戻ったウェザーはプッチと決着へ。
実は


(白人と黒人が双子???と思ったが、ありえないことではないらしい)
しかしウェザーは負けてしまうが、ホワイト・スネイクの能力を利用して
ウェザー・リポートのスタンドをDISCにし、徐倫に託して息を引き取った。
そしてプッチとの最終決戦。
プッチのスタンドはメイド・イン・ヘブンというスタンドに最終進化。
能力は「時を加速する」というもので、発動すると時間がものすごい速さで進む。
プッチ以外はついていけず、記憶DISCを取り戻し復活した承太郎の時止めも無意味。
徐倫は最後の力を振り絞り、エンポリオにウェザー・リポートのDISCを渡し、
エンポリオ以外のメンバーは全滅。時が加速しすぎて宇宙が一巡してしまった。
宇宙が一巡というのは、時の加速が行くところまで行くと特異点を迎え、
宇宙が消滅してから先は、また宇宙が生まれたところから繰り返す。
【1】現時点を宇宙が生まれて50億年とする
↓↓↓
【2】時が加速し何十億年(?)過ぎて宇宙崩壊
↓↓↓
【3】また宇宙が生まれる
↓↓↓
【4】同じような歴史をたどって50億年経つ ←今ここ
と、こういうこと???だと思う。
「ジョジョ理論」で言うと、新たな宇宙はパラレルワールドみたいなもので、
似て非なる世界が展開されている。この似て非なる世界に来れたのは
エンポリオとプッチだけだった。
エンポリオは気づくと同じ刑務所にいて、そこには承太郎、徐倫がいた…
と思ったら見た目似てるだけの別人だった。
プッチがエンポリオを殺そうとするが、徐倫から託された


その能力でプッチを倒し、消滅させた。
刑務所の外に出たエンポリオは、アナスイ、エルメェスに似た人に会い、
徐倫に似た「アイリン」という女性に名を聞かれ、
「僕の名前はエンポリオです」と泣きながら名を告げるのだった。
(第6部 完)
コメント
コメント一覧 (2)
違和感DIO三連発ワロタwww
ありがとうございます!思ったより大変でした。
特に6部は未だに腑に落ちない部分が多すぎですw