
ジョジョの奇妙な冒険 第4部はディオとの因縁の決着後、身近な舞台となり
場所は日本のM県S市杜王町(おそらく宮城県仙台市。荒木先生の出身地らしい)
タイトルは「ダイヤモンドは砕けない」。
引き続き「スタンド」能力は出てくるものの、
シェフが使う料理が美味しくなるスタンドや、エステティシャンの
エステのスタンド(顔を変える能力もあるが)等、より身近な感じになり、
壮大なストーリーだった1~3部と真逆のため賛否が分かれるが、
個人的にはそこが良いし、魅力的なキャラも多いため結構好きな部。
また4部の特徴として、序盤から明確なボス敵を倒しに行く話ではないということがあり、
この解説では、パズドラに出てくるキャラが関わる部分だけ限定的に紹介したい。
ジョジョの奇妙な冒険
第4部「ダイヤモンドは砕けない」
杜王町に来た


ジョセフが日本で浮気してできた子の

その仗助は近くにいてヤンキーに絡まれていた。
名前に「仗」と「助」が続くことから「ジョジョ」とヤンキーに呼ばれるが、
髪型をバカにしたことで普段温厚な仗助がブチ切れ、瞬殺される。
仗助のスタンドは

人の傷や破壊した物体を治す能力。(スキル名にはスタンドとあるが人の傷も治せる)
なお自分の傷は治せず、死んでしまったらどうしようもない。
パワーもスピードも

回復に特化した能力からこの世のどんなことよりもやさしい能力(LS名)と言われる。
承太郎が杜王町に来たのはジョセフが念写した写真に、
史上最悪の犯罪者・アンジェロが死刑直前にスタンド能力に目覚め、
杜王町まで逃げてきていて、仗助に危機が迫っているからだった。
「スタンド使い同士は惹かれ合う」
というのは第3部から言われていた言葉で、
さっそく東方家がアンジェロに目をつけられる。
アンジェロのスタンドは水を操るスタンドで、警官の祖父が殺されるが、
承太郎と仗助がアンジェロを追い詰め、クレイジー・ダイヤモンドの能力で
岩とアンジェロを一体化させ、永遠に生きる岩にしてしまう。
完全に一体化する直前、スタンド使いになったきっかけを聞き出した。
刑務所にいる時、学生服の男に

それからスタンドに目覚めたということだった。
矢には貫いた素質を持つ者をスタンド能力者にする力がある。
しばらくして仗助と康一は仲良くなり、ある日一緒に下校途中
覗き込んだ家に住む

その途端、矢が飛んできて康一が射抜かれてしまう。
射抜いたのは億泰の兄の虹村形兆。アンジェロをスタンド使いにした形兆は
仗助のことを敵認定しての攻撃だった。
億泰は形兆の命令で自分のスタンド

右手で空間をけずりとる能力(ザ・ハンドのスキル名)を持ち、
削り取った空間を詰めることで、その距離分の瞬間移動(億泰のLS名)が可能。
その削り取った空間はどこに行くのかは億泰本人にもわからない。
ザ・ハンドは恐ろしい能力を持つスタンドだが、億泰がアホなせいで仗助に敗北。
形兆も矢で貫いた康一を人質に仗助と戦うが敗北。その時康一にスタンド能力が発現。
康一を助け弓と矢を壊そうとしたその時、DIOに埋め込まれた肉の芽が暴走して
死ねない怪物になってしまった形兆と億泰の父親を発見した。
形兆はこの死ねない父親を殺せるスタンド使いを探すため、
弓と矢で杜王町の人間を何人も射抜き、うち何人かを殺していた。
その告白の最中、昔射抜かれスタンド使いとなった男の電気を操るスタンドに
形兆が殺され弓と矢を奪われてしまった。
億泰は仗助、康一と同じ高校に通い出し、友人となった。
ある日康一がチンピラの小林玉美に人の罪悪感につけこみ攻撃する
錠前というスタンドを使ってたかられ、脅迫を受ける。
その時スタンド能力

エコーズは成長するスタンドで、Act.1は声や音を物体にしみ込ませる(変身後LS名)能力。
その能力で小林玉美を倒すところを見た母親に錠前が発動。
「息子が人に怪我を負わせた」という罪悪感に苛まれる母に向かって

「信じて!」(変身後スキル名)という文字をしみ込ませ、母を救うとともに、
小林玉美は康一の舎弟になり、つきまとうようになった。(すぐに出なくなるw)
~~ この間何人かのスタンド使いとの出会いがあるが、パズドラのキャラにいないので割愛 ~~
形兆を殺した電気のスタンドの本体音石明を倒した3人は弓と矢も取り戻した。
日常に戻ったある日、康一は漫画家の

岸辺露伴はスタンド使いで名前は

漫画を見た人を本にして、そこに書かれている記憶・人生を見ることができる能力。
記憶に書き込む(LS名)こともでき、書かれたらその通りに動いてしまう。
岸辺露伴の漫画のファンだった康一は露伴の自宅を訪れる。
その際スタンド攻撃を受け、康一の人柄を気に入った露伴は
これ以降親しく接するようになるが、康一を心配して追ってきた
億泰と仗助にはやられてしまったため、特に仗助とは仲が悪い。
※岸辺露伴は作者お気に入りのキャラで、読者人気も高い。

このセリフが有名なので露伴は知らなくても、これは知ってる人もいるかも。
外伝やスピンオフで露伴が主役の作品も多く描かれているが、
荒木先生本人がモデルというわけではないらしい。
康一はある日露伴に頼まれ、地図に載ってない小道を一緒に歩かされる。
何度も同じ道につながる不思議な小道だが、そこにいたのは杉本鈴美という少女。
彼女は自身のことを「幽霊」だといい、小道にある家に住んでいたが、
突如押し入ってきた男に殺されたらしく、犯人は捕まらずに杜王町にいて
同様の殺人を繰り返しているということだった。
小道は「あの世とこの世の境目」らしく、振り返ると地獄へ引きずり込まれる。
犯人を突き止めてほしいと懇願され、康一は承諾。露伴は調べていくうちに、
杉本鈴美が殺された時その場に幼かった自分がいたことと、窓から逃され、
命を救われていたことを突き止め、関わらざるを得なくなる。
その殺人鬼が

同時に若い女性を殺して手を切り落とし、その手を愛でるのを趣味にしている
猟奇的殺人者の一面も持っていた。
当然スタンド能力者でスタンド名は

触れたものを爆弾に変えたり「シアーハートアタック」という
自動追尾で爆発する小型戦車のようなスタンドを出すこともできる。
スタンド使いたちが惹かれ合い、少しずつ正体がバレ始めていった。
吉良が仗助たちの仲間のしげちーを殺した際に残した服のボタンから
承太郎と康一に見つかり、戦闘になるも承太郎は康一をかばって
シアーハートアタックの爆発にやられ重傷を負う。
無敵のシアーハートアタックに康一がやられる寸前、エコーズが進化。

そこへ仗助と億泰が駆けつけ、承太郎を治して吉良を追い込むも、
自分の手を切り落として逃げる吉良の執念が勝り、取り逃がしてしまった。
正体を突き止めた承太郎、仗助、億泰、康一は吉良の実家を捜索。
すると写真の中だけで生きている吉良の父親を発見。スタンド能力者だった。
承太郎の戦いの経験の差で吉良父を封じ込めた4人は

なんと吉良父が別の弓と矢を持っていた。そのまま吉良父にも逃げられてしまう。
吉良は顔を変えるスタンドを持つエステティシャンの辻 彩に顔を変えさせ、
辻 彩を爆殺して逃げ切ったあと別人の「川尻浩作」になりすまして暮らしていた。
吉良父は息子を守るため、弓と矢でスタンド使いを増やしまくったが、
その多くの敵スタンド使いを倒していくうち、川尻浩作の正体が暴かれていく。
川尻浩作には早人という小学生の息子がいたが、父がおかしいと感じ、
探っていくうち正体がバレ、吉良吉影の本性を現す。
そうして追い詰められた吉良と仗助たちの最終決戦に。
その時

能力は吉良を探る者が現れると爆破させ、時間を1時間巻き戻すというもの。
早人から情報を聞き出そうとした露伴が爆破されたが、
1時間巻き戻って聞き出そうとする前から始まる。
すると当然また同じ展開となり、同じように爆死し、1時間戻って繰り返す。
そんな中早人が小学生らしからぬ機転を利かせ、仗助に正体を伝えることに成功。
時が戻り露伴が爆破される寸前でバイツァ・ダストを解除させ、露伴の爆死を防ぐ。
そして吉良にドララララーッ!(仗助変身後スキル名)ラッシュを食らわした。
ボコボコにされた吉良は億泰を爆破、治そうとする仗助を追い込み逆転一歩手前、
爆死を免れた億泰が復活、集合していた承太郎、康一、露伴に見つかってしまう。
その騒ぎの中通報され、消防車・救急車が集まる。
駆けつけた救急隊員を爆弾に変えバイツァ・ダストを発動しようとするも
爆破の一瞬早く康一のAct.3 FREEZE(エコーズのスキル名)が発動。
吉良の手を地面にめり込むほど重くし、爆破スイッチを押させないようにして、
スタープラチナが時を止め、オラオララッシュを叩き込み吉良をボコる。
意識朦朧の吉良はそこに来ていた救急車に轢かれ、あっけなく死亡した。
吉良の魂は杉本鈴美のいる小道で振り返らされ、地獄に引きずり込まれ完全消滅。
安心した鈴美もようやく成仏し、杜王町に平和が訪れたのだった。
(第5部に続く)
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